57.浜松N高校
私の母校は、静岡県立浜松N高校です。地域一番校のNorthの方でなく、旧制浜松二中の方です。
著名なOBとしては、スポーツ界では‘フジヤマのトビウオ’で有名な古橋廣之進氏やバルセロナオリンピック女子柔道銀メダリストの溝口紀子さんがいて、官僚では警察庁長官狙撃事件で撃たれた國松孝次氏がいます。さらには、作詞家の康珍化氏(高橋真梨子の桃色吐息やオメガドライブのふたりの夏物語など)、シティーボーイズの斉木しげる氏(残り二人は大竹まこと・きたろう)などと、有名人といっても比較的地味な存在の方が多いです。
JR浜松駅から、バスで約15分の西伊場町の小高い山の上にあります。地元では西山台と呼び、‘西山’とか‘西山魂’などの文言が、校歌や応援歌で使われています。
校舎南側の窓からは、太平洋(遠州灘)がしっかりと眺めることができ、その手前には、新幹線の整備工場であるJR浜松工場が、常時、槌音や機械音を出して下町のような風情です。
私・稲生は、1972.4から1975.3の在籍ですので、卒業してからすでに37年も経ってしまいました。今でもそうなのかも知れませんが、North高校に追い付け追い越せと、しきりと生徒の尻を叩き、特に国公立の大学合格実績を上げることに、血まなこになっていたように思います。(North高校に入学できる生徒は、所詮頭脳が異なります!)
私は、その路線にまんまと乗っかり、一期校の岡山大学、二期校の静岡大学と、2カウントを提供し、進路課を喜ばせたものです。(当時の大学入試では、一期と二期の重複受験ができました)
東大・京大や慶応・早稲田などの超一流校へは、さすがに届くものは数少なく、何といっても静岡大学への合格者が多く、私の時もそうでしたが、静大入学者の高校別トップは我が母校である年が多いようです。
たまたまですが、我が息子も浜松N高校に進学したので、約10年ほど前には、PTA参観や進路指導(三者面接)などで、母校を訪問する機会を作ってもらい、若かりし頃を懐かしく思い出したりもしたものです。(もっとも、勉強ばかりやっていた高校生の頃には、二度と戻りたくはありませんが・・・)
※応援歌歌詞。(20.4.26追加)
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私の出身である群馬県(栃木県や埼玉県北部)では、市部に男子校、女子高、商業、工業、農業(一部)が設置されている事が多く、進学校の場合、男子校と女子高に分かれている場合が多いです。最近は少子化の影響からか統廃合の動きもあるようですが…
男子校の場合「○○たか」たかは「高」の意味
女子高の場合「○○じょ」じょは「女」の意味
で呼びます。
例)前橋高校→「まえたか」、前橋女子高校→「まえじょ」、高崎高校→「たかたか」
そんな中でも、埼玉県熊谷女子高校は「くまじょ」です。強そうな女子な感じです(笑)
遠州方面ではこんな呼び方はありますか?
そういえば、最近知った事ですが、先生が入ってきた際の号令の合図も地域によって違うらしいですね。
群馬県は「起立→注目→例→(挨拶)→着席」が一般的だったのですが、「注目」って何って他県の人に言われて気づきました。前を見ろもしくは先生を見るとかの意味なのかなぁなんて今では思ってます。
番組ケン○ンショー観ていますと、日常=当たり前ではない事が実はたくさんあるのかなとつくづく思います。
投稿: 群馬 | 2012年3月 6日 (火) 21時55分
静岡県では、普通科の男子校はないものの、女子高は各都市にありました。
西から、浜松市立高校、磐田北高校、掛川東高校、藤枝西高校、静岡城北高校、清水西高校、吉原高校、沼津西高校、三島北高校がかって女子高でしたが、いずれも男女共学に変更しているようです。男子校がなくて、女子高だけがあるのは不公平ですからね。
呼び方は、‘いわきた’‘かけとう’など、そんなに難しくないですが、浜松市立は‘いちりつ’と呼んでいて、他の都市の市立高校とは違っています。
群馬県の学校では、上毛かるたが必須ですよね。これは、郷土を学ぶ上で大変いいことだと思います。
投稿: 稲生 | 2012年3月 9日 (金) 13時39分