69.三国詣
タイトルの『三国詣』だけで、何が書かれているのか、だいたい想像がつく方は、熱心な‘メグラー’の方です。普通の方は、何のことかわからないことでしょう。
岡山県備前市の山奥にある三国郵便局に行ってきました。3/29のことです。この三国郵便局ですが、本年3/31にて廃止となりました。すなわち、3/30が最終営業日でした。
場所は こちら
岡山県の地図を見ながら、郵便局所在地の予習をしていたとき、なんでこんなところに‘〒’マークがあるのか、大変不思議に感じていました。何かの間違いではないのか?もし、あるとしても簡易郵便局であろうかと。ところがどっこい、街中にあるのと同じ特定郵便局(この言い方は、民営化の際になくなりましたが)なのです。
備前市吉永町の三国地区は、明治以来三国村として存立していましたが、昭和の大合併により、吉永町の一部となり、平成の大合併により備前市となりました。ここで言う、‘みくに’とは、備前・美作・播磨の三国であることは、容易に推察できます。
では、旧・三国村の中心部であり小学校などがある都留岐ではなく、さらに山を登っていった加賀美に三国郵便局が存立したのか?郵便局近くの八塔寺と強く関係したものと推察するのですが、メグラーとしては、彼の地においての廃止ではなく、小学校近くに移転しての存続はできなかったのか、惜しむばかりです。
いずれにしても、3月のうちに全国のメグラーが、代わる代わる訪問した『三国詣』は、幕を閉じたのでした。
※写真は、三国郵便局。春の長閑な風景にマッチしていました。
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