87.防衛運転
私・稲生の郵便局めぐりは、そのほとんどがマイカーを運転して現地に赴き、現地でのほとんどが初めて通る道を運転してゆきます。そのために、常に心掛けていることが『防衛運転』ということです。
若いころ、バスの営業所に配属されていました。私は事務者ですので、傍らで点呼の様子をうかがっているだけなのですが、運転手と運行助役(運行管理者)が点呼の時に頻繁に使う用語が、この『防衛運転』という言葉でした。
このお題目のように唱えられていた『防衛運転』こそが、安全運転の基本であるということを、最近になってつくづく感じるようになりました。
私の心掛ける『防衛運転』のひとつが、早めのウインカーです。直前の車が交差点でもないのに、ブレーキをかけてなんだろうと思っていると、そのあとに右折か左折のウインカーがつくことが、時々あるのですが、私の場合は減速する前にウインカーを出して、後続の車や対向車に知らせています。
ウインカーについては、交差点の信号待ちで停車している車で、停車中は右左折のウインカーを出さずにいて、発車する際にウインカーを出す車を、多く見かけますが、自分さえよければいいという運転はやめてもらいたいものです。
二つ目の『防衛運転』の心掛けは、早めのライトの点灯です。トンネルでライトを点灯しない車や夕暮れ時になかなかライトを点けない車をよく見かけます。自分さえよければいいと思ってのことか、面倒くさいと思ってのことかわかりませんが、後続の車や対向車にとって、その車を認識しにくいのがわからないのでしょうか?運転しているのは、目のいい若者ばかりではありません。年寄りもたくさん運転しています。もらい事故に合う確率は、間違いなく高くなることでしょう。
ウインカーとライトは、わが身を守る。これが私の『防衛運転』のモットーです。
※写真は、鹿児島県の某簡易局で、たまたま購入した私本。(20.5.2写真追加)
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