106.『幸福の黄色いハンカチ』
先日(8/18)のテレ朝のスマ・ステーションの高倉健特集に、サプライズゲストとして高倉健ご本人が登場していました。テレビに出演するのは15年ぶりで、生放送は初めてという、まさに稀有な時間を視聴できた訳で、感激ものでした。
御年81才とはとても見えない精悍さで、そこから染み出るオーラは相当なもので、司会の香取君とゲストの草彅君もタジタジの状態でした。
高倉健と言えば任侠モノですが、私・稲生は、そのシリーズには疎く、その路線からの転機となった、山田洋次監督作品の『幸福の黄色いハンカチ』が思い出されます。
その中では、フォークグループ「海援隊」のボーカルである武田鉄矢の隠れファンだった関係で、映画館に見に行ったのですが、皆さんご存知の通り、感動を呼ぶラストシーンが見事でした。
その頃の武田鉄矢は、「海援隊」として‘母に捧げるバラード’を引っ提げ上京したものの、後が続かず、まったく仕事がなくなっていた時で、この時の映画初出演で好演したことで、役者への道が開かれた起死回生の一作でした。(氏は、この映画で日本アカデミー賞・最優秀助演男優賞を受賞)
この頃に「海援隊」としてのコンサートが浜松であった際には、何回か見に行ったものでした。武田鉄矢のおしゃべりがメインのコミカルで楽しいコンサートでした。このころの歌としては‘故郷未だ忘れ難く’と‘思えば遠くへ来たもんだ’の望郷系の歌が大好きです。
そうそう、この『幸福の黄色いハンカチ』を見た後に、就職後初めての車として黄色いファミリアを購入したことも思い出しました。(映画の中では真っ赤なファミリアでしたが・・・)
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