207.東北楽天の初優勝!
今年のプロ野球は、ご存知のとおり星野監督率いる東北楽天ゴールデンイーグルスが、日本シリーズを制しました。
2005年の球団発足から、僅か9年での初優勝です。見事なものです。
まずは、今年の日本シリーズについて。田中・則本がもてはやされていますが、彼らの活躍もさることながら、楽天の美馬と読売の杉内の3番手ピッチャーの差が勝負の分かれ目だった気もします。ゆえにシリーズMVPは2勝した美馬が獲得したのも頷けます。
2005年の球団発足の初年度は38勝97敗の勝率281、惨めなものでした。オリックス・バッファローズがプロテクトした選手の後に東北楽天が選ぶのですから、残りものの選手の集団だった訳で、1年目はやむを得ない結果だったのかと思います。
2年目から就任した野村監督の築いた4年間が大きくものを言ったようです。捕手の嶋を育て、今をときめく田中将大をドラフトで獲得し、大きく育てたのも野村監督の功績でありましょう。補強やトレードによるフロントの協力も大きかったことでしょう。
ブラウン監督の?な1年を経て、震災の年から3年目の本年に、とうとう2位と7.5ゲーム差の82勝59敗でのダントツ優勝は見事なものでした。
翻って我がベイスターズはどうなのでしょうか?98年のリーグ優勝・日本一から15年が経過しました。07年の4位を最後に、最下位に低迷し今年ようやく5位となったほどの、ボンクラ球団のままです。
中畑監督は、彼なりに若手を育ててはいるものの、肝心な投手力が見劣りしたままです。田中のような大きな貯金をもたらす凄腕ピッチャーが出てこないか、ファンはいつでも待ち望んでいるところです。
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