211.『清須会議』
昨日(11/27)は、私・稲生の五十ンン回目の誕生日でした。
それを祝ってのことではないのですが、近くのシネコンに三谷監督映画『清須会議』を妻と二人で観て来ました。劇場での映画鑑賞は、昨年の『のぼうの城』(NO.129参照)以来のことで、1年ぶりです。
‘清須会議’とは、皆さんご存知のとおり、信長亡き後の織田家の後継ぎ問題と明智の領地再配分を議題にして、信長の重臣だった柴田勝家・羽柴秀吉・丹羽長秀・池田恒興が参加した会議のことで、信長ゆかりの尾張清須(清洲)城で開催したものです。
映画は、各重臣が清須城に入ってから会議の終了するまでの5日間のやり取りだけを取り上げたもので、大泉 洋演ずる秀吉が、知略に優れたところをここでも大いに発揮するのでした。
ビジュアル的に感心したのが、織田家はみんな鼻が高く、秀吉の家系はみんな耳が大きく特殊メイクしており、血縁関係がわかり易い演出でした。
これまで三谷作品と言えば、テレビドラマの古畑任三郎ぐらいしか知りませんでしたが、喜劇的なイメージの大きかった三谷氏が、半分以上真面目な映画を作り上げたところが、とても良かったと思いました。
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