325.『アゲイン-28年目の甲子園-』
東京都板橋と練馬の局メグをした前日、すなわち2/12(木)に、表題の映画を観てきました。
中井貴一演じる冴えないバツイチ中年男・坂町晴彦のもとに、「マスターズ甲子園」の学生スタッフとして活動している波瑠演じる戸沢美枝が、亡き父の出さずに溜めていた27年分のチームメイト全員への年賀状を携えてやってきたところから話が始まります。
坂町がキャプテンを務めた川越学院は、28年前の夏の県大会で決勝まで進んだものの、部員の不祥事により、戦わずして負けていたのですが、よりによって美枝は、その問題を起こした部員の娘でした。
話の続きは割愛しますが、これは野球のドラマではなく、人間ドラマでした。
クレジットとしては、「我々にとって、あの夏はまだ終わってない」「再び夢を追う、不器用な父親たち」「あの夏を越えて、今、夢の続きが始まる」
意外にも、この映画は、じわりじわりと涙が溢れ感動を呼ぶストーリーでした。映画の明細を知りたい方は、ネットで検索してみてください。
※以下、2/19追加
尺が短いようなので、一つ追加します。
今回の映画で一番感心したのが、川越学院のマスターズ県予選におけるシーンです。
28年前の不戦敗相手の所沢工業と相まみえて、最終回を前にして4対7の劣勢となり、所沢工業のキャプテンは、わざと負けてやろうかと提案する(もしくは、挑発する)のを、中井貴一扮するキャプテン坂町が正々堂々とやろうやと宣言し、川越学院は1点返した後に、キャッチャー山下の3ランホームランによって見事逆転し、その裏、柳葉敏郎扮するエース高橋がワンアウト1・2塁とされピンチを迎えるも、次打者の三遊間の痛烈な当たりを、サード坂町が果敢に取ってダブルプレーにし試合終了。
このシーンでした。主演中井が野球未経験者ながら、この映画のために50の手習いで猛特訓した成果が出ていて、それなりに絵になるプレーとして映っていました。
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