327.『ばかもの』と『俺俺』
最近、映画2010年公開の「ばかもの」と2013年公開の「俺俺」を立て続けに観ました。
前者は成宮寛貴が、後者は亀梨和也が、それぞれ主演しています。
ネットサーフィン(←すでに、死語となっているらしい)していたら、偶然、中国版のYou Tubeのサイト(「土」に「豆」)にたどり着き、上記映画を中国語の字幕付きで最初から最後まで見ることができました。
もちろん、二つの映画には共通点があります。それは、内田有紀が助演女優である点です。そうです「内田有紀 濡れ場」で検索してみたら、「ばかもの」が出てきて、それを見たいなと思って、いろいろ検索していたら「土豆」のサイトにたどり着いたのです。
そして、これはたまたまでしょうが、主人公の成宮はヤマダ電機に、亀梨はエイデンに働いているという設定でした。(撮影協力ということです。)
「ばかもの」は、最初のピンク映画風(これも、死語か?)から、最後には感動恋愛映画に変わっていきました。さすが、芥川賞受賞作家の絲山秋子氏の作品なのであります。
「俺俺」のほうは、いささか奇想天外なもので、主演の亀梨君は1人33役をこなすというもので、原作本を読んでいるところですが、途中まで読んでよくわからなくなり、もう一度映画を見直してみたところです。
要するに、俺が増殖して3人になった時に、すごく心地よい時間が流れたものの、さらに増殖が進んでみると、劣化した俺なども現れ、そのうち削除、すなわち殺人が始まっていくというもの。映画の中では、細かなところに遊び心が溢れており、何度か見ていく方が、面白さがわかってくるのかもしれません。
今は、この二作品の原作本を読み進めているところです。
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