358.さだまさしの世界
地元新聞の裏一面の全面広告に掲載されていた、通販大手のユーキャン発売によるCD集・全12巻の『さだまさしの世界』を衝動買いしてしまいました。一括払いで約3万円のお買い物でした。
6/18の午前中に物が来て、まだ3日。第7巻までしか聴いてませんが、十分楽しんでいます。
さだまさしは、ご存じのとおり、今や日本を代表するシンガーソングライターであります。日本で一番多くのソロコンサートを行った歌手であり、そのトークも軽妙でなかなかのもので、トークだけを納めたCDも発売されているほどです。
小説家としての才能も確かで、自伝的小説『精霊流し』はベストセラーとなっています。その他には、なにより噺家であります。そして映画監督として作成した映画『長江』では大きな借金を抱えてしまったことでも知られています。
そんなさだまさしですが、私が好んだころのさだまさしは、まだ『関白宣言』によって大ヒットする前の事で、『精霊流し』『無縁坂』『縁切寺』といったネクラ路線真っ只中の頃、周囲にさだのファンであることを知られるのが恥ずかしい気がしていた頃です。彼は若いころ痩せぎすで、神経質な表情が出ていて、密かなファンだった私・稲生も、後にこれほど立派な歌い手になろうとは、思ってもみませんでした。
しかしながら、彼の音楽性の豊かさを、惚れ惚れとするほど感じていたことは確かで、LPレコードも数枚購入し、浜松でコンサートがあれば、観に行ったものでした。そうすることで、あのMCに惹かれたこともあり、ますますさだのとりこになっていくのでした。
今回CD集を聴きながら思うことは、彼の歌の引き出しの多さです。
愛・偲・憩・恋・惹・愁・悲・想・慈・憶・悠・志
この12文字が、CD集のそれぞれの巻のタイトルなのですが、1巻に13~18曲、計174曲が収録されています。これらの曲は、今後も繰り返し聴いていくことになることでしょう
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