622.宮城遠征のご報告-その1-
宮城遠征から無事に帰ってきました。3/14(水)から16(金)の三日間です。![]()
これを言うと、そのうち仕返しが来るのかもしれませんが、やっぱり私は‘晴れ男’だと思います。たまたまなのかもしれませんが、晴れ・晴れ・曇りのち晴れの三日間で、最高気温は20℃・21℃・9℃でした。![]()
二日目までは、文句なしの晴れで、4月中旬の陽気。最終日はグンと気温が下がり、マフラーを必要とする天気でしたが、地元・浜松は雨が降ったそうですが、宮城では雨は降りませんでした。そして、一週間後の天気は、浜松も仙台も雨ベースだそうです。![]()
いや、たまたまなのですよ。ここは、自称‘晴れ男’をひけらかすと、そのうちにしっぺ返しが待っていそうで、怖いですから。例えば、来月は、新潟県の粟島に渡りますが、その時に強風のために帰りの船が欠航するとか・・・以下自粛![]()
さて、浜松を朝一の新幹線で向かうと、仙台には10時前には到着します。レンタカーを受け取り、若林局よりスタートして、仙台東部・多賀城・七ヶ浜・塩竈と津波被害のあった地域を廻りました。![]()
今回は、各局では敢えて震災の話・質問などは控えました。震災の爪痕については、垣間見る事の出来る範囲で、自分の目で見てみようと思ったのです。![]()
直ぐに、液状化による道路の亀裂と、その補修された跡に気が付きました。また、復興住宅と思しき建物も目につきました。さらに進むと、復興工事をしている箇所が随所に見られました。![]()
7年も経過しているのですから、当然の事ながら、震災当時の壊れた建物などあるわけはなく、むしろ新しい建物ばかりが目につきます。このことも、立ち直っている最中なのだと感じる事実です。![]()
私の手持ちの宮城県地図(マップル)は2015年発行のもので、震災対応版となっています。震災の被害の大きかった地域を斜線で図示してあり、沿岸部はほとんど斜線が引かれております。![]()
ですから、どこまで津波が襲ったのか、推測できる地図を持って郵便局めぐりに臨んでいますので、その地域を廻る時は、震災直後を想像しながら廻るのですが、7年の年月により、そのほとんどを垣間見る事ができませんでした。![]()
これが、松島や石巻・女川あたりに向かえば、また違った感想であったのかもしれませんが、塩竃までの道すがらにおいては、復興がかなり進んでいるのを実感した次第です。![]()
宮城遠征のご報告は、次回に続きます。![]()
※写真は多賀城明月郵便局。海抜0メートルのところにあり、津波がまともに押し寄せてきたそうです。
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無事に宮城県遠征終えられたとのことで。好天にも恵まれ何よりです。
自身も不思議と郵便局巡りでは雨天になることの方が稀ですね。
さて、震災の痕跡について触れられていたのでそのあたりについて参考までに。
国道の至るところには浸水区間の標識があり、仙台港近くの郵便局や建物には浸水位置を示すプレートが付いていてここまで浸水したのかとぞっとします。それでも津波に流されなかった局舎ということでもあります。本吉の大谷局は昨年の春に移転再開した新しい郵便局ですね。
今回訪問された局を全て見ていませんが仮設の郵便局舎は南三陸町、気仙沼市などまだまだ残っています。石巻市の牡鹿半島方面に行きますと未だに津波で破壊された物がそのまま残っている箇所もありますがだいぶ少なくなりました。岩手県大槌町役場も取り壊しが決定しました。
被災地の郵便局の方々も郵便局巡りで来る人の足も遠のいてしまったと伺っています。
仙台から南三陸、本吉、気仙沼方面までは震災後に開通した三陸道のおかげで所要時間が短縮しました。皮肉にも震災がなければ仙台から気仙沼は3時間半(一ノ関回り)の場所のままだったのかもしれません。
最後に、粟島への上陸予定とのことでしたが、もしや、短時間滞在で高速船往復でしょうか。
投稿: 群馬 | 2018年3月20日 (火) 22時00分
群馬さん、コメントありがとうございます。
国道における浸水区間の標識は、しっかり確認できました。冒頭に「過去の・・・」とついていましたね。その文言がちょっと引っ掛かりました。
津波被害地域をもっとしっかり見てみることも必要なのかもしれませんでしたが、復興の槌音が響いているようなので、よそ者がキョロキョロ歩き回るのも、どうかな?という気持ちがあります。震災当時のことを想像するだけにしておきました。
新潟の粟島へは、高速双胴船で往復します。群馬さんは、もう訪問されましたか?ここの欠航率はどのくらいなのでしょうかね。
投稿: 稲生 | 2018年3月23日 (金) 01時44分
粟島までの船ですがやはり日本海ですので10月から3月は北方の飛島ともども欠航率が高いようです。
冬場に酒田市の飛島に行きましたが一週間ぶりの船だったようですが、乗船中は時間が長く感じましてあぶら汗が出っぱなしでした。
夏場は台風などしけていなければよほどのことがない限り大丈夫だと思います。
私は2016年夏に訪問しました。夏場は一番島に観光客が多くなる時期でもあります。
投稿: 群馬 | 2018年3月28日 (水) 15時34分