730.浜松市行政区再編の住民投票の結果
浜松市では統一地方選挙の投票が4/7(日)に行われ、同時に行政区再編を問う住民投票も実施されました。
浜松市長選・静岡県議選・浜松市議選及び住民投票の4種類の投票が同時に実施されたのですが、私の住む浜北区は、県議選(定数2)と市議選(定数5)がともに無投票でしたので、投票したのは市長選と住民投票でした。
市長選の結果は、現職の鈴木康友氏の4選となり、この方は行政区再編推進論者であります。
「3区案」に賛成 132,249 40.99%
「3区案」に反対、「区再編」に賛成 31,722 9.83%
「3区案」に反対、「区再編」に反対 158,629 49.17%
▽投票総数 360,256 ▽有効投票数 322,600 ▽無効投票数 37,656
私の立場は、2番目の反対・賛成です。(詳しくは、NO.518、NO.698 を参照してください。カテゴリ:遠州ネタより入れます。)
NO.698で、もう少し熟考する旨を書いていたのですが、当初の6つの案からF案一つに絞られたものを、どうしても賛成する気になりませんでした。つまり、F案以外の「区再編」を良しとしたのです。
で、この結果では反対・反対の「区再編をしない」票が多数を占めたと見る事ができるのでしょうが、区再編を選挙公約に挙げていた鈴木康友市長は、「区再編・賛成」が過半数を占めたと言い出しているのです。つまり、1番目と2番目の合計が50%を超えたというのです。
これって、どうなのでしょうか?私も選んだ反対・賛成の票が、都合良く解釈されていませんか?
反対・賛成の票というのは「もう一度、再編案を見直して、しっかり検討してくれ」というものです。と同時に「浜北区」「天竜区」以外の「中区・東区・西区・南区・北区」を一つの区にする(=これを「3区案」という)のには、明確にノー(反対)を突き付けたのです。
ですから「F案以外の5つの案をもう一度検討してみてください」というものですが、「区再編」賛成の中の割合は19.35%に過ぎず、F案(=3区案)賛成の割合は80.65%もあるため、「区再編」を推し進めた場合、このままF案で押し切られそうです。
ただし「3区案」反対の票は59%であるのは、疑いのないところです。ですから、F案以外のA案からE案もしくは、新案により、議論を推し進めてもらいたいものです。「3区案」を完全に葬り去るためには、3番目の反対・反対とするのが良かったのかなと、今更ながら、失敗したんじゃないかなと思うこの頃です。
※文字だけで話を展開したために、少しわかりづらかったかもしれません。NO.518とNO.698の添付地図を、今一度ご覧になっていただければ、理解が深まるかもしれません。
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