768.『月』に行ってきました!(笑)
去る8/5の暑い日に、急に思い立って『月』まで行ってきました!(笑)
もちろん、38万㌔先の衛星『月』ではなく、浜松市天竜区月のことです。浜北区南部の自宅から「月集落」までは約19㌔30分強の道のりです。
本当の目的地は、「月集落」の手前の伊砂(いすか)集落と対岸の相津(そうづ)集落に架かる『夢のかけ橋』を歩いて渡ることでしたが、どうしても、「↑ 月 3km」の青看板に惹かれてしまい、用事もないのに「月集落」に向かってしまうのです。「月集落」は46世帯86人(2018年)の南北朝時代の落ち武者集落であります。
かっては路線バスのバス停があり、その写真を撮る事で、‘月に行った証拠’としていましたが、とうの昔に路線バスは廃止され、代わりに対岸の国道152号線に「月バス停」がありました。ここは、かって月集落への渡船場だったところで、現在は一軒の民家すらなく、単なる目印としてのバス停に過ぎないようです。
この遠鉄バス「月バス停」も、天竜区西鹿島から水窪まで結ぶ北遠本線が、今年10月に廃止になりますので、もうすぐ見納めとなっています。(北遠本線については NO.719 を参照してください。)
ここで『夢のかけ橋』についての解説です。船明(ふなぎら)ダム湖に架かる人道橋なのですが、その橋脚は国鉄時代の未成線・佐久間線の橋脚でした。昭和55年(1980年)に佐久間線が幻の路線となってから、この船明ダム湖に造られた4基の橋脚は、長らく負の遺産として無用の長物になっていたのですが、20年後の平成12年(2000年)に、この橋脚を土台としたアーチ橋を架け再整備したものです。左岸の相津側に道の駅・花桃の里が設置されており、そこに車を置いて往復しました。
7/16の山口・島根遠征の時に、岩国市錦町の深須局にて、未成線の岩日北線の話をした際(※)に、地元の佐久間線のこの橋脚のことを思い出していて、久しぶりに『夢のかけ橋』を見学してみようと思ったからでした。(※NO.758の本文中にその記載があります。)
船明ダム湖の湖面では、天竜ボート場を拠点としたカヌーの練習をしていて、それなりに賑やかでしたが、湖の色が濁っていて、そこのところはイマイチなものでした。
まったくの思い付きで、よりによって猛暑の日(天竜35.5℃)に訪問したものですから、景色を心から楽しむことは出来ず、ここはまた後日、例えば紅葉の頃とかに訪問してみても良いと思いました。
※写真は、上が「↑ 月 3km」の青看板。下が『夢のかけ橋』。
« 767.四国地方の(仮)完訪! | トップページ | 769.新島・式根島 夜行日帰り局メグのご報告-その1-〈プロローグ〉 »
「遠州ネタ」カテゴリの記事
- 905.大井川鐡道・門出駅と合格駅(2020.12.07)
- 858.浜名地区の紹介・後編(2020.06.30)
- 857.浜名地区の紹介・前編(2020.06.27)
- 768.『月』に行ってきました!(笑)(2019.08.25)
- 730.浜松市行政区再編の住民投票の結果(2019.04.12)
« 767.四国地方の(仮)完訪! | トップページ | 769.新島・式根島 夜行日帰り局メグのご報告-その1-〈プロローグ〉 »
コメント