801.今年の災害で、未だ一時閉鎖中の郵便局
『令和』と年号が改まった本年も、多くの自然災害に見舞われました。
9/9の台風15号は、小型ながらも首都圏に上陸し、とりわけ千葉県に大きな被害をもたらしました。日本郵便の開局情報(開局・一時閉鎖等)に掲載分だけでも(※1)、千葉県館山市と長南町の3局が一時閉鎖しております。
続く10/15の台風19号は、大型で強い勢力で伊豆半島に上陸し(直前の中心気圧は955hPa)、関東地方・福島県を縦断したあと三陸沖に抜けていき、関東・長野・東北などに大きな被害をもたらしました。上記記載分だけでも、三重1・長野5・東京1・栃木5・茨城2・福島11・宮城5・岩手2の計32局が一時閉鎖しており、そのうち長野2・福島7 6 ・宮城2 1の計11 9局が再開せず、未だ一時閉鎖したままであります。(12/13現在)(訂正:12/16現在)
一時閉鎖したままの郵便局の内訳は、長野県佐久穂町大日向郵便局、長野市長沼郵便局。福島県いわき市豊田簡易郵便局・赤井郵便局・平窪郵便局、郡山市郡山若葉町郵便局、本宮市本宮北郵便局、伊達市梁川郵便局・山舟生郵便局、宮城県丸森町金山本郷郵便局、角田市磐城東根郵便局であります。(12/13現在)(訂正:12/16現在)(※3)
私にとっては、いずれも既訪問の郵便局ばかりで、なかには最近訪問したばかりの局もあり、当時の事を思い出したりして、大変残念に思っております。
さらに10/25には、関東地方の大雨により、千葉県で2局が一時閉鎖しておりました。
もう少し遡ってみると、8年半前の東日本大震災では、広範囲にわたる被災により多くの一時閉鎖局が発生しましたが、未だに福島・宮城・岩手3県において、45局が再開できないままです。
昨年9月の西日本豪雨でも、開局情報記載ベースにおいても、福岡・愛媛・高知・山口・島根・広島・岡山・岐阜において一時閉鎖があり、山口県岩国市の川越郵便局、岡山県倉敷市の川辺郵便局は、未だ再開を果たせておりません。
これらの郵便局の一刻も早い再開を願うばかりであります。
※1.開局情報(開局・一時閉鎖等)は、災害発生後、概ね1週間後においても該当している郵便局を掲載しているもので、災害直後には、相当数の郵便局が営業不能に陥っていることが想像できます。
※2.写真は、伊達市の梁川郵便局。こんな大きな郵便局ですが、台風19号の被害から2ケ月たっても再開できていないようです。
※3.その後、金山本郷局・本宮北局・赤井局・平窪局が再開し、年内に再開できなかった局は5局となっています。(12.28追記)
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