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2020年6月16日 (火)

2020年6月16日 (火)

854.三陸海岸沿岸の郵便局

先日(6/4)の気仙沼市内16局の訪問により、気仙沼以北の三陸沿岸地方の郵便局訪問をひととおり廻り終えました。

東北地方への初訪問が、今から10年前のH22(2010)年6月のいわき市内全83局(当時)であるほどの奥手であった私・稲生は、岩手県への初訪問も、今から2年半前のH29(2017)年10月でありました。

その時はまだ三陸沿岸へは到達せず、初めて岩手県の太平洋側に到達したのは次の訪問時であり、H30(2018)年6月に大槌・釜石・陸前高田を廻ってきました。たった2年前のことであります。

すでに東日本大震災から7年3ヶ月が経過していましたが、未だに仮設店舗で営業している郵便局もたくさんあり、震災後の復興の現実の厳しさも実感してきました。

昨年となるR1(2019)年5月には大船渡を廻り、同年11月には青森県階上町から南下して洋野・久慈・野田・普代・田野畑・宮古・山田まで一気に廻ってきました。

Photo_20200614160301 一方宮城県側としては、H30(2018)年3月に気仙沼の本吉地区を廻り、今回の気仙沼への訪問によって、気仙沼市以北への三陸沿岸部が青森県階上町まで繋がったのです。残る南三陸町・石巻市は、9月ごろには訪問できるかと思っています。

津波で甚大なる被害を被った沿岸部でしたので、それぞれの港湾では、メガトン級の防潮堤が入り江ごとに築かれておりました。これで100年に一度クラスの大津波に対しても、万全の備えが出来たようであります。

しかし弱点も見つかりました。毎年のように発生する豪雨への備えであります。山から海岸部まで一気に集中して降り出す大雨を海に流しきれずに、沿岸部に居を構えている集落に水害をもたらすのです。ちょうど巨大防潮堤がダムのように立ちはだかり、沿岸部集落がダム湖の中にいるようになり、随所に水害をもたらしているのです。

例えば、昨年11月の宮古市市街地南部の高浜簡易局では、局の周辺に土嚢が積まれており、どういうことかと尋ねてみると、先日の台風被害により山からの一気の豪雨が海に流れ切らずに、周辺の田畑を池のようにして、集落には床上浸水・床下浸水をもたらしたとのこと。このような状況に至ったのは、目の前にそびえるスーパー堤防が出来てからの現象であるとの説明を受けました。(当時の報告ブログ:NO.795参照)

そのときの台風とは、死者1,200人以上を出した狩野川台風並みのものがやってくるとの触れ込みで、静岡県東部に上陸して千葉県に抜けていったものの、長野県の千曲川沿いや福島県阿武隈川沿い、三陸地方沿岸部に被害をもたらした台風19号のことです。(台風19号の死者は86人)

宮古市街地の閉伊川南岸部にある宮古小山田局も、H28(2016)年に移転新築したばかりの局舎が床上浸水となり、訪問時も一時閉鎖中でありました。すなわち、この局は‘落ち穂’として残ってしまっております。普代村の堀内(ほりない)局も裏山が崩れ、20日ほど閉鎖されていたようです。

田野畑村の島越局が来年の再開するとの情報があり、また前述の宮古小山田局への‘落ち穂拾い’もあり、まだまだ三陸沿岸への訪問は、完全には終わっておりません。

※写真は、いまだ仮設で営業していた山田郵便局。19.11.20訪問。

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