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2021年3月 2日 (火)

931.映画『二十二才の別れ』

続いて観たのが、映画『二十二才の別れ』です。副題は「Lycoris 葉見ず花見ず物語」

大林宣彦監督による大分三部作の第二弾として、伊勢正三作詞・作曲による「二十二才の別れ」の大ヒット曲を映画化したものです。2002年の映画『なごり雪』の公開から5年後、曲のヒットした1975年からは実に32年後の劇場公開でありました。

Photo_20210301115901 主役に浜松市出身の筧利夫が務め、劇中のナレーションも行っております。ヒロインは中村美鈴・鈴木聖菜と無名の女優(ほぼ新人)ながら、好演しておりました。脇を清水美砂・長門裕之・峰岸徹・村田雄浩らが固めていました。三浦友和も出てましたし、お笑い芸人・ヒロシも比較的に尺も長く出演しておりました。

主人公の川野俊郎は、福岡に住むエリート独身サラリーマン。出世のため、上海行きを承諾するかどうか迷っていた頃、コンビニで「二十二才の別れ」をくちずさんでいた少女・花鈴と出会う。その少女こそ、かって二十二才の誕生日に別れた彼女の実の娘であった。(映画の世界ならではの偶然性)

故郷の津久見と進学先の東京で同郷の葉子とぎこちない付き合いをしていて、葉子は殺伐たる東京に見切りをつけ、故郷に帰り結婚して生まれたのが花鈴であった。葉子は花鈴を生んですぐに死んでしまう。(ここで、この映画のモチーフである「葉見ず花見ずの物語」が成立)

家を飛び出してきた花鈴にも、同郷の同級生・浩之がいて、彼らも二十二年前の俊郎と葉子と同様に人生に行き詰っていた。そして、自殺しようとアパートを飛び出した浩之を、花鈴に追いかけろと告げる俊郎。二十二年前に葉子を追いかけなくて後悔していたのは俊郎自身であったのだ。

最後は、ハッピーエンドとなるのでご安心ください。

劇中はずっと正やんの歌う二十二歳の別れの曲が流れ、後半には津久見・臼杵あたりのプロモーション紹介のようになっておりました。

この映画は、二年ほど前と今回の二度にわたり鑑賞したのですが、大分遠征に帰って来てからの方が、内容の理解度が良かったです。

さて、大分三部作の第三弾は存在しません。大林監督は昨年82歳で没してますので、永遠に「なごり雪」「二十二才の別れ」の二作品のみであります。

ですが、ファンの中では伊勢正三の楽曲の中から、どれが第三作目に相応しいか憶測が進んでいました。候補作としては「置手紙」「君と歩いた青春」「海岸通」などでした。

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