2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

« 1058.‘ひらがな市名’の是非-その2- | トップページ | 1060.‘ひらがな市名’の是非-その4- »

2022年5月14日 (土)

1059.‘ひらがな市名’の是非-その3-

さいたま市の件についてです。さいたま市は何故ひらがな表記にしたのでしょうか?

新市名を公募したところダントツ1位が‘埼玉市’で‘さいたま市’は2位だったようです。埼玉発祥の地・行田市から待ったがかかったからでした。そのため、ひらがな表記の‘さいたま市’に決まったようです。(こちら を参照)

行田市・加須市などが北埼玉郡、越谷市・春日部市などが南埼玉郡で、川口市から浦和・大宮を経て鴻巣市までは北足立郡でしたから、歴史的には正しく、よく理解できる話です。

ここで余談ですが「佐賀県」を揶揄する歌でブレイクした お笑いピン芸人‘はなわ’が、「さいたま市はひらがな♪ さいたま市はひらがな♪」と‘さいたま市’をも揶揄する歌を歌っておりましたが、彼は埼玉県春日部市生まれで、彼の芸名もまた‘ひらがな’であることは、何とも皮肉な話であります。

この後、平成の大合併により、たくさんの‘ひらがな市名’が誕生しましたが、本当に‘ひらがな’で良いのでしょうか?このことを、考察してみたいと思います。

そのために、‘ひらがな市名’を漢字に直してみるとどのような表記となるのか、‘しこ名市名’の2市を除いた29市について列記してみます。

 むつ市(陸奥市)    いわき市(磐城市または石城市)    えびの市(葡萄野市:こちら を参照)

 つくば市(筑波市)    ひたちなか市(常陸那珂市)    あきる野市(秋留野市)    さいたま市(埼玉市)

 さぬき市(讃岐市)    東かがわ市(東香川市)    いなべ市(員弁市)    かほく市(河北市)

 あわら市(芦原市)    南あわじ市(南淡路市)    つがる市(津軽市)    うきは市(浮羽市)

 かすみがうら市(霞ケ浦市)    さくら市(桜市)    うるま市(宇流麻市)    にかほ市(仁賀保市)

 ふじみ野市(富士見野市)    たつの市(龍野市)    いちき串木野市(市来串木野市)    南さつま市(南薩摩市)

 いすみ市(夷隅市)    つくばみらい市(筑波未来市)    みどり市(緑市)    みやま市(三山市)

 みよし市(三好市)    あま市(海部市)

こんな感じです。漢字の方が良いのではないかと考えられる市名もありますね。その4に続きます。

« 1058.‘ひらがな市名’の是非-その2- | トップページ | 1060.‘ひらがな市名’の是非-その4- »

地理ネタ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 1058.‘ひらがな市名’の是非-その2- | トップページ | 1060.‘ひらがな市名’の是非-その4- »