1171.小笠原遠征のご報告-その2-
前の記事の続きですので、小笠原での三日目のお話しからです。
その前に宿泊先の件ですが、当初は、初日は母島に宿を取り、二日目・三日目を父島に取る予定でしたが、母島の宿が満員で取れませんでした。そのため父島で3連泊になりました。
父島南部の亜熱帯農業センター近くのペンション・JIGGERという宿で2食付きの宿でした。オーナーは偶然にも静岡県出身で、もう少し詳しく聞いていくと、私たちと同じ浜松市浜北区の出身であることがわかりました。世間は狭いものですね。
三日目の話に戻します。小笠原の二日目(6/12)の夜半に台風3号が最接近した次の日が現地三日目(6/13)でした。
予定では、父島二見港を7:30に出て母島沖港に9:30に到着し、帰りは母島を14:00発、父島に16:00に到着するというプランでしたが、台風接近後の余波がかなりあり、父島を3時間半遅れの11時出航で、母島までの状況が悪ければ引き返すという、条件付き出航でした。
それでも、現地滞在時間は小1時間とれる可能性もありましたし、結果的には往路2時間15分の13時15分着だったようですが、あまりにも不透明だったため、6/13の母島往復は断念いたしました。
母島往復を最終日(6/14)に往復することにしましたが、実はこの日は南島ツアーを予約しておりました。この南島ツアーは一日100人限定のプレミアムツアーでして、相方はこれを最大の楽しみにしておりましたが、何といっても私・稲生が母島に行かないことはあり得ない訳で、やむなく私は母島へ、相方は南島ツアーへという別行動を取るつもりでした。
そして、私の分のツアー代金8,000円は消えてしまうのも止む無しというところを、なんと南島ツアーが悪天候による興行中止となり、8,000円は返金されることになるとともに、相方とともに母島往復をすることに変更となりました。
結局、三日目となった6/13は路線バスで父島二見市街地まで往復して、土産品の購入と昼食をとり、帰りに亜熱帯農業センターをなんとなく見学して、お茶を濁す一日となりました。
最終日の6/14は、ははじま丸の出航時間7:30に間に合うべく、慌ただしいチェックアウトとなり、旅行荷物を持っての母島訪問となりました。ですので、現地滞在時間は2時間半もありましたが、私は本丸の母島簡易郵便局訪問後は、母島沖港待合所で相方の荷物の見張りをすることにして、目的外の観光は省略しました。相方は石次郎海岸と鮫ケ崎展望台に行って来たようです。
今回は、東京から1,000㌔離れた南海の離島に来たということで、いわゆる‘おたより’を42通用意しており、母島簡易局でも風景印を押印してもらうという、一仕事がありました。そして、母島から父島に14時に戻ってきたあとに、徒歩で小笠原局まで往復し、ついでに再訪となる貯金もして、‘おたより’を投函するという、イベントをしてみました。
この‘おたより’は、次のおがさわら丸にて東京に運ばれたあとに、各お宅に届くことになりますので、6/21の夕方に東京について、各お宅に届くのは6/23もしくは6/26頃と思われます。該当すると思われる方々におかれましては、楽しみにお待ち願います。
途中が長かったり、端折ってしまったりとしましたが、以上が私の小笠原遠征旅行のご報告といたします。
※写真は、上がウェザーステーション展望台からの眺め。下が母島簡易郵便局。村役場支所と同居している。
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>稲生さん
小笠原遠征お疲れさまでした。滞在中に台風が通過するという状況で、いかに最善を尽くすかというハラハラドキドキの局巡り報告で、自分だったらどうするかな? と考えながら拝見しました。
通常時は現地3泊で、母島に行けるチャンスは3回あるのですが、1回目は母島夜間停泊ですので、母島に宿が取れない限り選択肢から外れてしまいますね。2回目を潔く断念、3回目にすべてを懸けたのは正解だったと思います。宿が遠かったのがちょっと足かせになってしまったようですが。
自分だったら父島到着後、ダメ元で母島の宿に電話しまくって、素泊まりでも何でもいいから1泊させてくれと言って、1回目の母島行きを強行していたかもしれません。父島の1泊を捨ててでも実行するべきかどうかは、相手が台風だけに判断が分かれるところでしょう。
南島ツアーが中止になったのは残念だったと思いますが、初日の展望台からの景色を堪能できたようですし、結果的には2局を訪問できたのが何よりも良かったですね。
投稿: プ~やん | 2023年6月21日 (水) 20時41分
プ~やんさん、
おっしゃるとおり、小笠原の2局は、なんとか訪問できました。
台風には翻弄されましたが、往路・復路も予定通りで、現地の3日間のうち、2日の予定が狂ったのみでしたので、まずまずの小笠原遠征旅行だったかと思います。
今後は、五島列島や南西諸島などの天候に左右されやすい島々にも立ち向かわなくてはなりません。
日頃の行ないにも襟を正して、規則正しい日常生活を過ごしたのち、それらの島々にもチャレンジしておこうかと思っております。
投稿: 稲生 | 2023年6月23日 (金) 11時40分