1282.実録・慢性腎臓病
主要テーマである郵便局めぐりは家庭の事情もあり、9月までありません。そこで実録シリーズとして、自分の病気のことを晒すことにいたします。
今回は結構シビアであり、かつ赤裸々な告白です。
50代になってから顕在化した変形性股関節症については、NO.1273、NO.1274で告白しておりますが、私・稲生はもっと本質的な疾患を持っているのです。
それは腎臓病です。おそらく中学生の時に急性腎臓病になっていたようです。扁桃腺を腫らしては熱を出しておりました。これについて、休んで睡眠をとれば回復することを繰り返していたのですが、しっかりとした治療を受けずにいたのが間違いの元だったようです。
高校に入ってからは慢性化してしまい慢性腎臓病となっておりました。でも、専門病院に行くことは無く、近所の町医者で薬を処方されて、それを飲んで良しにしていました。相変わらず、扁桃腺を腫らし熱を出してぐったりすることを繰り返していましたが、休むのは一日か二日で長患いにはならなかったので、それを甘く見ていたのです。
大学入試を何とか現役で受かって、学生生活を送ったのですが、ここでも扁桃腺を腫らして熱を出してぐったりすることを繰り返しておりましたが、病気持ちながら若さが優先して、それなりに楽しい学生生活を送っておりました。
今ならまず不採用となることでしょうが、慢性腎炎を申告したうえで地元の鉄道会社に就職できましたが、病気の方は相変わらずで慢性腎臓病は次第に進行していき慢性腎炎から慢性腎不全となっていきました。
28歳ぐらいの時でしたでしょうか、突然血尿が出てしまい、本格的な病院にかかることになりました。地元の浜松医科大学付属病院(正式名称:浜松医科大学医学部附属病院、通称:医大病院)を受診しました。これが、私と医大病院の長い付き合いの‘はじめの一歩’でありました。
腎臓内科にかかり、しばらく通院治療をしていましたが、そのうちに腎臓内に腫瘍のようなものがあるようだが、外科的手術をして‘もの’をとってみないと悪性か良性か判らないとなり、泌尿器科に転科して手術をしました。幼少期に、股関節脱臼による手術もあったのですが、これは本人の記憶にない中での手術でしたので、大人になってからは初の手術でありました。
たしか29歳の時でした。6時間に及ぶ長い手術でしたが、結果は良性の嚢胞(シスト)であったということで、その部分を削っただけで終わった手術でした。
その後は、経過観察ということで推移しておりましたが、慢性腎炎そして慢性腎不全は、ここで留まってくれる病気ではありません。病気は進行してどんどん悪化していきました。頭痛となるのは毎度のことで、扁桃腺は腫れるは、熱は出るは、で明らかに病気と闘っている状態になりました。
33歳で起死回生の手術をするのですが、これ以降現在に至るまでのお話しは、次のエントリーで展開していくことにいたします。
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