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2024年11月13日 (水)

2024年11月13日 (水)

1307.ナンバープレートの実態・不思議-その2-

前の記事の続きです。

まずは、ウォーリーを探せです。前の記事で1箇所だけナンバーと記載せずに別の文字を敢えて記載しておりましたが、判りましたか?気が付かなかった方は、もう一度よく読み直してみてください。ヒントはメンバーです(笑)。

Photo_20241111084301 日本一の人口を擁する東京都(人口約1,410万人)では、品川ナンバー・練馬ナンバー・足立ナンバー・八王子ナンバー・多摩ナンバーの5地区に加えて、ご当地ナンバーとして世田谷ナンバー・杉並ナンバー・板橋ナンバー・江東ナンバー・葛飾ナンバーの5地区さらには25年5月から交付予定の江戸川ナンバーの計11種類となっております。

広大な面積を持つ北海道(人口約510万人)では、札幌ナンバー・函館ナンバー・旭川ナンバー・室蘭ナンバー・釧路ナンバー・帯広ナンバー・北見ナンバーの7地区に加えて、ご当地ナンバーとして苫小牧ナンバー・知床ナンバーの2地区さらには25年5月から交付予定の十勝ナンバーの計10種類となっております。

前回から見てきた愛知県・埼玉県・千葉県及び今回の東京都・北海道で種類が多くなっている理由としては、管轄内に所定ナンバーの自治体の人口よりも大きな人口(車両登録台数)を持つ自治体が積極的にご当地ナンバーを採用していることが挙げられるようです。

千葉県では習志野ナンバーに対して市川ナンバー・船橋ナンバーがご当地ナンバーとして発足していて、袖ヶ浦ナンバーに対して市原ナンバーが同様にあり、野田ナンバーに対して松戸ナンバー・柏ナンバーがあるなど、自動車検査登録事務所のある自治体名の都市よりも大規模な都市がご当地ナンバー取得に動いた結果、10種類になってしまったものと思われます。

その対極にある例としては、前の記事で触れた神戸ナンバー・姫路ナンバーの2種類のみの兵庫県を挙げれば説明がつきやすいと思われます。兵庫県では神戸市・姫路市に対して他の都市は、ひれ伏しているようです。

Photo_20241111110001 それでも、尼崎市・西宮市・宝塚市・伊丹市あたりが阪神ナンバーを創設でもしたら別ですし、淡路ナンバーとか但馬ナンバーなどのご当地ナンバーを作るのも、有りなのかと思います。

ところで私の住む静岡県(人口約350万人)は5種類のナンバープレートで区分されています。静岡ナンバー・浜松ナンパー・沼津ナンバーの3地区に加えて、ご当地ナンバーとして伊豆ナンバー・富士山ナンバーの計5種類です。

富士山ナンバーは皆さまご存知のとおり山梨県の富士吉田市ほかに許可した富士山ナンバーと静岡県の富士市・御殿場市などに許可した富士山ナンバーとの合作であります。富士山という日本最高峰の山の名を使用するのには、静岡・山梨両県の調整が必須ですので、両者がケンカしないように2つの県の跨ぐ形とした例であります。

なお伊豆ナンバーと富士山ナンバーの2種類のご当地ナンバーの交付により沼津ナンバーは、沼津市・長泉町・清水町のエリアだけになり、ある意味 希少ナンバーとなってきました。(NO.36沼津ナンバー 参照)

このナンバープレートの管轄のお話しは、もう少し続けることにいたします。

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