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2025年8月11日 (月)

1377.最後の東京都訪問のご報告-その2-

前の記事の続きです。

芝浦1丁目のブルーフロント芝浦局をあとにして、竹芝客船ターミナルにやってきました。22:30出発の三宅島・御蔵島・八丈島行きの大型客船・橘丸の乗船まで、しばしの休憩を取ります。

御蔵島で下船予定ですが、条件付き出航であります。驚いてはいけません。御蔵島へは常に条件付き出航であり、御蔵島港に近づいて客船側と港側の係による両者の協議により、その場で接岸・着船OKか不可かが決まるのです。全長118㍍・5,681トンの大型客船が安全に御蔵島港の桟橋に到着できるかどうかは、その時の波の高さ、うねり具合、風雨の具合などによって判断されるのです。

Photo_20250809014401 御蔵島港の就航率は、このページの表によると、8月は60%~100%となっています。7月は52%~95%となっています。乗客としては運に任せるしかないのですが、5月から10月頃が比較的就航率が高いと言えるかと思います。

当然のことながら、予約をした後は東海汽船の運航状況のページを毎日チェックしております。それに加えて、天気予報も調べておきます。台風が近づけば一発アウトでしょう。そして、風速・波の高さがどのくらいなのかが大きな指標なのですが、週間予報などでは、そこまで詳しく表示されません。、神様仏様キリスト様に就航祈願をするか、運を天に任せるかしかありません。

ついでに、帰りの便で御蔵島港から三宅島に渡るのに三宅島では3つの港が使用されます。もちろん、三宅島をあとにして東京港に向かう際にも3つの港のどれかとなります。東側の三池港、西側の鯖ケ浜港(阿古)、その北にある伊ヶ谷港です。西風なら三池港、東風なら鯖ケ浜港、台風接近時など南東からの風が強ければ伊ヶ谷港と言うことらしいです。

Photo_20250809084101 私の場合、当初は7/23に御蔵島⇒三宅島の予定でしたので、6/22夜行からのデータを持っております。なんと1ヶ月半もの間毎日、御蔵島・三宅島の就航と寄港地のチェックをしていたのです。この頑張りが吉と出たのでしょうか?(私が調べた御蔵島・三宅島の運航状況は こちら

さて、定刻の22:30に出航した大型客船・橘丸は、三宅島へは定刻の5:00に、そして御蔵島にも定刻の6:00に、何事もなく到着して下船しました。下船客は、おおよそ20人位でしたでしょうか。それぞれがお迎えの車両に乗り込んでいく中、私だけが日帰りの客のようで、写真などを撮りながら、ゆっくり桟橋から港の待合所に向かっていると、係の一人が近づいてきて、「日帰りですか。この波の高さだと、帰りの便は抜港となるかも知れませんよ。」と、親切にも話しかけて来てくれました。なるほど、明らかに波は高く、桟橋を波が洗っている状態でした。

島流しの可能性が発生したのです。こうなったら当日のヘリの手配を考えなければ、もしくはどこか宿泊して翌日に備えるための手配となるのか?すぐに行動を起こそうにも、まだ早朝6時を過ぎたばかりです。しかたなく、港の待合所の中で、対策を練ることにしました。

スリリングな展開となりましたが、尺がありません。ご報告・その3に続きます。

※写真は、上が御蔵島港に到着した大型客船・橘丸。下が、御蔵島郵便局。

 

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