1390.最後の福岡遠征その他の小ネタ

それでは、今回の福岡遠征で得られた小ネタについて、取り上げてみることにいたします。

『50（ゴーマル）ニュース』という言い回しが、南日本放送（MBC）や長崎放送（NBC）で聞くことがあり新鮮であるとNO.1259の小ネタで触れていましたが、RKB毎日放送でも、そのような言い回しで毎時50分からニュースが流されていました。これを追加いたします。九州の各地では、50ニュースという言い回しがポピュラーとなっているようです。

次に、宿泊先でみた福岡ローカルニュースにおいて、博多三大祭りのひとつとして「筥崎宮の放生会（ほうじょうや）」が解説されていましたが、私は、これを違う方向から不思議に捉えたのです。

博多三大祭りとは春の「博多どんたく」夏の「博多山笠」そして秋の「筥崎宮の放生会」となっているのです。この放生会のことは漫画『博多っ子純情』の愛読者としては、よく承知しております。主人公の郷六平が悪友の阿佐道夫に誘われて、ピンク映画を観に行こうとするも、中学生であることがバレて未遂の終わったのが、この放生会での出来事だったのです。

それで「放生会」のどこが不思議に思ったのかと言うと、筥崎宮があるのは東区箱崎なのですが、ここは博多ではないのではないかという疑問です。その時のローカルニュースではこの疑問に答えることが無かったのですが、ネットを読むと博多三大祭りではなく福岡三大祭りとしている記事もあり、それなりに納得することにいたしました。

次に「原＝バル、ハル」という読み方についてです。郵便局巡りの大御所・佐賀県鳥栖市在住のI氏から、「九州では島原以外は‘原＝バル、ハル’と読む」と教わってきましたが、今回いくつかの鉄道にも乗った際に、福北ゆたか線原町駅（篠栗町）は‘はるまち’、鹿児島本線原田駅（筑紫野市）は‘はるだ’となっており、このことを納得した次第です。

鉄道乗車についてですが、今回の福岡遠征では結構利用をしました。二日目の飯塚駅から博多駅までのJR福北ゆたか線、市営地下鉄七隈線の博多駅から天神南駅及び帰りの渡辺通駅から博多駅まで。JR鹿児島本線の博多駅から久留米駅までとJR久大本線の久留米駅から御井駅まで。最終日もJR久大本線の御井駅から久留米高校前駅までと西鉄聖マリア病院前駅から西鉄久留米駅乗り換えで薬院駅まで、最後に市営地下鉄七隈線の薬院駅から博多駅といった具合です。

これまで市営地下鉄は博多駅から福岡空港駅までの空港線にのみ乗車したことがあったのですが、博多駅において七隈線ホームは空港線ホームのさらに下にあり、移動時間がかかったことを身をもって体験いたしました。

最後に郵便局の番号札についてですが、番号札発行機が設置されていれば必ず取ることにしており、これを持ち帰って秘かなコレクションを相変わらずやっているのですが、この度、番号札NO.1における新記録が出ました！

初日の17局目に訪問した嘉麻市の上山田局において、NO.1を引きました！その時間は15：25です。これは、凄いことです。この時間まで、お客さんがいなかったわけでは無論なく、地元のお客さんが番号札を敢えて取らないというご協力のもと、貯金可能時間の終了35分前に、ようやくNO.1を引く輩が現れたのです。

ちなみにこれまでの記録は、R5.4.18の福岡箱崎ふ頭郵便局で、14：05にNO.1番号札を引いたものでした。

※写真は、上が福岡県初訪問だった小倉駅前郵便局。下が最終局となったアイランドシティ郵便局。