1122.大河ドラマ『鎌倉殿の13人』から『どうする家康』へ
2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が、12/18に最終回を迎えました。
今年の大河ドラマは、積極的に視聴しました。日曜日は鎌倉殿を観るために、食事の時間や入浴の時間など、それに沿った行動をとりました。それでも1年間は長いので、ナイターを観ていて、8時になったのを忘れてしまい、終わりごろだけを観た週もあったりしました。
稀代の喜劇作家と冠されている三谷幸喜の脚本がとても良かったです。
武家政権を確立した鎌倉時代を描いており、前半の主役・源頼朝、後半の主役・北条義時ともに、昨日の味方も明日の敵になり得るとの疑心暗鬼により、次々と粛清していくため、本来はおどろおどろしい話になるのですが、その中でも三谷大河では、癒しの時間やら癒しの配役がなされており、ほっこりとするシーンも散りばめられています。
ベースは『吾妻鏡』や『愚管抄』による史実なのですが、それらでは曖昧な事も多く、その辺を逆手にとって、架空の仕事人なども登場させて、話を面白くさせているようです。その上に、SNSの時代ならではの放映後の評判なども加味して、脚本を書き進めていったようでした。
さて、年が明けた2023年の大河ドラマは松本 潤主演の『どうする家康』です。
『鎌倉殿の13人』の最終回の冒頭で、早くも松潤がバトンを繋ぐ演出として『吾妻鏡』を読んでおり、サプライズ出演をしていました。
主演がアイドルですので、そのファンの方々も満足させることができる脚本をお願いしたいものですが、タイトルからして、喜劇テイストな香りがいたします。今年の三谷大河に続いて、視聴率を稼ぐことができそうです。
私・稲生の地元の浜松や静岡・岡崎の観光関係者は、『どうする家康』が好評を博することを祈念しております。私も、来年こそ大河ドラマにまつわる観光地を訪問してみようかと考えております。
※写真は、『鎌倉殿の13人』のうち、最後まで生き残った面々。
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