2026年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
無料ブログはココログ

映画・テレビ

2026年7月 7日 (火)

1467.映画『阿寒に果つ』&小説『阿寒に果つ』

ライター稲生は、道東大遠征を実施中ですので、一つ繋ぎの記事をお届けいたします。

『失楽園』で有名な渡辺淳一の私小説的な側面を持った小説が表題の『阿寒に果つ』です。ちょうど今回廻る予定の局の一つに阿寒湖郵便局がありますが、この本を読むきっかけは、この小説を映画化した同名映画に五十嵐じゅんが主演で出ていたことによります。

Photo_20260703163602 五十嵐じゅんは、後に五十嵐淳子と改名し、俳優の中村雅俊に出会い結婚し1男3女を育てあげた良妻賢母なお方ですが、今年4月に73歳にて逝去されました。

18歳でデビューし清純派アイドルとして人気を博しますが、デビュー前に1週間ほど銀座の高級クラブでホステスとして働いていたことをスクープされると、徐々に人気が衰え、一旦引退をしてしまい、2年ほど経過したのちに、この映画『阿寒に果つ』で再スタートをした方です。

当初、この映画は山口百恵の主演に決まっていたのですが、裸体シーンなどの問題点があり、主演女優を決め直すことになり、渡辺淳一に映画化の際には私をヒロインにして欲しいとのファンレターを送っていた五十嵐じゅんに決定したとのこと。五十嵐じゅんは、一旦引退をしていた際に、本を読み漁っていたようですが、物凄い意気込みですね。

私・稲生は惜しいことにこの映画を観ていませんが、興行的には今ひとつだったようで、DVD化はされておらず、アマゾンでVHSテープで16万円で売ってはいるのですが、さすがに購入できるはずはなく、やむなく原作である小説『阿寒に果つ』を図書館で借りて、読んでみたのでした。

改めて渡辺淳一の小説『阿寒に果つ』は、高校の同級生・天才少女画家・時任純子が十八歳の若さで厳冬の阿寒湖で自殺したのですが、その20年後に関係の深かった同級生の作者や画家や新聞記者や医者や党の活動家や純子の姉に取材を進めていき、時任純子の生きた証を確認していった物語です。

この小説は、渡辺淳一の自伝的小説とされているように、加清純子という実在の人物がいた実話でした。この加清純子のWikiは、実に詳細に説明されていますので、下手に私が文にするよりも、Wikiをご覧いただければ、よろしいかと思います。

感想としては、高校生らしくない自由奔放な早熟の女性が、生き急ぎ死に急いでしまった物語でした。

2026年4月 6日 (月)

1443.映画『遥かなる山の呼び声』

山田洋次監督の最新作『TOKYOタクシー』を観たくなりました。

でも、その前に倍賞千恵子さんの出ていた作品を観てみることとし、表題の映画を鑑賞してみました。

倍賞千恵子は『TOKYOタクシー』において、『遥かなる山の呼び声』以来の二度目の日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞しております。

『TOKYOタクシー』の倍賞千恵子は封切り時の年齢は84歳、対して『遥かなる山の呼び声』の封切り時年齢は39歳です。あの有名な大ヒット映画『幸せの黄色いハンカチ』から2年半後の作品です。

Photo_20260403090401 主演が高倉健(49歳)、倍賞千恵子で準主役が吉岡秀隆(10歳)です。吉岡秀隆を有名にしたドラマ『北の国から』は、その1年半後に始まっています。

映画の内容としては、警察に追われる男と牧場を切り回す母子の出会いと別れを描いた作品です。

高倉健と倍賞千恵子は、『幸せの黄色いハンカチ』では、出所を待つ妻と待ってくれていないかもと疑念を抱きながらも自宅に向かう夫を演じ、『遥かなる・・・』の1年半後の『駅 STATION』でも、年末年始の風待ち期間に男女の仲になる二人を演じたり、まったく違和感のない男女役がハマっています。

今回の『遥かなる・・・』でも、夫婦ではないものの、一緒に牧場を切り回していくうちに愛情が芽生え、ラストシーンでは、男の収監直前に出所を持つ女の気持ちを、刑務所に向かう列車の中で伝えるなど、愛情を表現する方法がユニークなものでした。

高倉健と倍賞千恵子の二人は、まさに阿吽の呼吸で演じることのできる役者でありました。

子役の吉岡秀隆も、良い演技をしています。見知らぬ大人の男であったのを、だんだんと慕っていく様子が良く描かれており、この子役(吉岡)の演技が主役の二人(高倉・倍賞)の中が親しくなっていく過程では、大事なファクターとなっていました。

山田洋次監督は倍賞千恵子を重用しております。寅さんシリーズの寅次郎の妹・さくら役はもちろん、倍賞千恵子が演じる民子3部作があるそうです。

1970年の『家族』1972年の『故郷』、そして1980年の本作『遥かなる山の呼び声』です。

ということで、『家族』と『故郷』を、これから観てみようかと思います。

2026年4月 2日 (木)

1442.映画『うさぎドロップ』

すでに21歳となり、大人の女優としてこれからの活躍が期待される、芦田愛菜についての子役時代の出演作品の続きです。

2/26に映画『阪急電車』(NO.1434)、3/2にドラマ『マルモのおきて』(NO.1435)を深掘りしましたが、この2011年の頃には、まだまだ多くの作品に彼女が起用されていました。

TVドラマ『トイレの神様』、TVドラマ『さよならぼくたちのようちえん』そして映画『うさぎドロップ』もその中に入っています。僅か5歳か6歳にして、すでに超売れっ子スターで引く手あまたの様相です。

前述の3作品のうち、映画『うさぎドロップ』は、ネット上で観賞できたため、これをしっかり観させていただきました。

Photo_20260329084301 人気漫画の実写化でした。主人公・鹿賀りんの幼少期を描いた第一部と高校時代を描いた第二部に分かれていますが、その第一部についての実写化です。

主人公・鹿賀りん役が芦田愛菜(6歳)で、それを養育する河地大吉役が松山ケンイチ(27歳)です。

亡き祖父の隠し子・りんを、その場の勢いで引き取り、不器用ながらも必死に育てようと奔走する姿を描いた物語です。実の親でもない少女を独身のサラリーマンが育てようとするのは、『マルモのおきて』と同じような設定ですね。二つの芦田愛菜作品は、お互いに反響をよび、その視聴率を上げていったことでしょう。

たぶん『うさぎドロップ』の方が先に撮影されたことでしょうが、芦田愛菜は同時期の二つの作品の役柄を上手に使い分けていたようです。恐るべき天才子役であります。

『うさぎドロップ』での芦田愛菜は、最初は愛想のない少女であるも、その後次第に打ち解けてゆく様を、すごく自然に演じており、共演した某女優が「彼女は子役ではなく立派な女優です。」と評価するのもうなずけるのでした。彼女はあの歳で、すでにクレバーな女優でした。

漫画の第二部の高校生編も実写化して貰いたかったとも思いましたが、それを芦田愛菜と松山ケンイチが演じるのなら、第一部を作った10年後くらいで芦田愛菜が15・16歳、松山ケンイチが37・38歳くらいが良かったのですが、すでにその年齢を通り越しており、これは実現しませんでした。

2026年3月 2日 (月)

1435.ドラマ『マルモのおきて』

続いて観たのは、ドラマ『マルモのおきて』です。

芦田愛菜が6歳から7歳になるころで、前出の『阪急電車』より後に撮影されたものと思われます。そして何より彼女の連続ドラマ初出演にして、準主役を務めた作品で、彼女を一躍有名にした作品でありました。主役の阿部サダヲも民放の連続ドラマ初出演であり、もう一人の準主役の鈴木福の出世作とされています。

東日本大震災の直後の4.24から7.3までの全11話となっており、スペシャルドラマが10.9に、さらに3年後にもスペシャルドラマが放送されています。全11話の平均視聴率は15.8%、最終話では23.9%の高視聴率だったようです。

Photo_20260301104501 私・稲生は、当時このドラマを1度も観ておりませんでしたが、今回は前のめりで全作品を3日ほどで見終わりました。

双子(二卵性)の母親が、育児ノイローゼで家出した後に、男手一つで二人を育てていた父親が末期がんにより急逝する。双子が親戚の事情により別々に引き取られていくところを、父親の親友だった主人公の高木護(まもる)が不憫に思い、無謀ながらも二人を引き取り育てていくという、ファンタジックストーリー。

拾った犬のムックが、時々喋るというファンタジーに加え、主人公のことを「マモル」と言えずに「マルモ」と言ったため、愛称が「マルモ」となり、三人の約束事をノートに書いたものが「おきてノート」とされ、それゆえ番組タイトルが「マルモのおきて」となったのでした。

阿部サダヲが良い演技をしています。14年後には『不適切にもほどがある』で、大ブレイクするのですが、その下地をここでも垣間見せてくれています。

芦田愛菜ちゃんと鈴木福くんは、素晴らしい子役でした。その演技力に感心しました。彼らは、その後も芸能活動を続けており、現在は慶応大学に在籍している高学歴タレントとなっています。子役は大成しないとも言われておりますが、この二人はこれからも芸能界を頼もしく歩んでいってくれることでしょう。

2026年2月26日 (木)

1434.映画『阪急電車』

表記題名の映画をネットで観賞しました。

今から15年前の上映で、副題は「片道15分の奇跡」となっています。

東日本大震災の直後の2011年4月29日の封切りで、私は二度目の人工股関節手術で退院した直後に、地元の東宝シネマで観賞しています。

たまたま、原作の『阪急電車』(作:有川浩)を入院時に読んでいて、それの映画化だったので、映画館に足を運んだ次第です。

どうして、今頃二度目の観賞をしたのかと言えば、当時6歳であった芦田愛菜の子役ぶりを、もう一度見ておきたかったからです。

Photo_20260225152701 阪急今津線の宝塚駅から西宮北口駅までの8つの駅が物語の舞台で、所要僅か15分の中にエピソードが詰まっており、その一つ一つが少しづつ繋がっているというものでした。

主演が中谷美紀(当時34歳)で、準主演として宮本信子(同65歳)・戸田恵梨香(同21歳)・南果歩(同46歳)・有村架純(同17歳)・谷村美月(同20歳)が出演しており、脇役として鈴木亮平・安めぐみ・相武紗季・勝地涼など、今思うになかなか豪華な俳優陣が出演していたのでした。(括弧内は、撮影時年齢)

Wikiでは、阪急沿線出身俳優がたくさん出演している風に書かれていて、戸田恵梨香(神戸市)・南果歩(尼崎市)・有村架純(伊丹市)・鈴木亮平(西宮市)・相武紗季(宝塚市)そして芦田愛菜(西宮市)と書かれています。

映画の方は、ほとんど原作に忠実で、原作先読みのものにとって、違和感がない進行ぶりでした。

物語は、宝塚駅から西宮北口駅までの上りを10月の設定で、反対の下りを翌年3月の設定で、今津線を往復する車中や途中下車しての駅や物語の背景を膨らまして描いております。

それにしても、僅か8駅・片道所要15分の間で、話を膨らませることのできる作家・有川浩と脚本の岡田惠和は、凄い才能であると感じた次第です。

2024年9月18日 (水)

1292.シソンヌ長谷川

次は、シソンヌ長谷川についてです。誰の関係者かというと、私・稲生が少しだけ関係しております。

お笑いタレントばかりか俳優としても活躍しているようです。何だか不遜な顔をして、いつの間にかMCなども担っており、芸能界を上手に渡り歩いていきそうなタレントです。

私・稲生の母校浜松市立江西中学校の同窓生なのです。同窓生と言っても22才くらい離れており、ただそれだけのことで応援しているわけではありません。

芸能人となればWikiでいろいろ調べ上げられておりますが、彼の実家は瓜内町の寿司屋・網代寿司とのことです。

Photo_20241219201701 瓜内町は江西地区に属さず、東隣の白脇地区なのですが、瓜内町のうち馬込川西岸は、江西中学校に近いとの理由で、本来の学区の南部中学校ではなく、江西中学校に通うことが可能となっております。

江西中を卒業後は、県立三ヶ日高校に通ったのちに上京して、お笑いの道に歩みを進めていったようですが、この三ヶ日高校に通ったという事実が、私には驚きでしかありません。江西中から三ヶ日高校に通う奴がいたのかと。

三ヶ日高校は、2015・3月に閉校しております。同じ引佐地区の気賀高校・引佐高校と3校が統合されて浜松湖北高校として再出発しております。そして元々三ヶ日高校は、一学年2クラスほどの小規模校だったようです。

疑問なのは、長谷川がどのように三ヶ日高校まで通ったのかということです。

ちょっと調べてみました。瓜内町の自宅から浜松駅・新浜松駅までは2.5㌔ほどですので、チャリで通うとして、①東海道線で新所原駅乗り換えで天浜線にて三ヶ日駅に到着(100分)、②遠鉄電車で西鹿島駅乗り換えで天浜線にて三ヶ日駅に到着(135分)、③浜松駅から遠鉄路線バスにて気賀三ヶ日線にて三ヶ日車庫に到着(125分)、となります。

何もこんなに時間をかけて三ヶ日高校まで通わなくても、高校はたくさんあるのにどうしたものか?三ヶ日高校に何か魅力ある教育や部活などがあり、それを目指したのか?甚だ疑問が残ります。

それでも、三ヶ日高校卒の一番の有名人となってWikiにも記載されていますので、三ヶ日高校OBにとっても自慢の芸能人となっているのは間違いのないことです。

2024年9月14日 (土)

1291.EXITりんたろー。

宮崎・熊本遠征もドタキャンしてしまい、郵便局めぐり関連のネタもないことから、身内の者に縁があるお笑い芸人の話題でもしてみます。

今回は、タイトルに記した若者(といっても38才)は、私の娘の中学校の同級生で知り合いであるとのことで、その方を少し掘り下げてみます。ですので、カテゴリーをとりあえず『映画・テレビ』と『遠州ネタ』の両方に入れておきます。

芸名のりんたろー。は、本名が中島臨太朗なので「りんたろー」としていて、コンビ名「ベイビーギャング」として少し名の出てきたところに、相方の北見何某が無免許運転で逮捕されて、しかも二度目のため北見は所属する吉本興業を解雇され、「りんたろー」は謹慎後の再開時に「りんたろー。」に改名したということらしいです。(この辺はWikiの要約です)

Photo_20241219201101 その後はピン芸人として活動後、17.12月に現在のコンビ名「EXIT」として兼近大樹と組んで売れ始め、その後は皆さんご存知の通りテレビ界の中の人になっている方です。

娘とは生徒会役員関連の仲間だったようで、一度我が家に遊びに来たこともあると、娘も妻も証言しております。おそらく、当時の中学校の近くに我が家があったため、たまたまお招きしたものと推察されます。といっても、複数人でのご訪問だったとのことですが・・・

この「りんたろう君」は地頭(じあたま)が良くて、娘曰く地域一番高の北高(※)へ進学するものと思っていたのですが、実際に進んだのは浜松北高校(※浜松市:県立)ではなく、静岡北高校(静岡市:私立)だったのでした。大学は地元の浜松大学(現在は常葉大学浜松キャンパス)に進学していて、Wikiのとおりでプロサッカー選手を目指して奮闘努力をしていたようです。

小学2年から大学4年までサッカーに努力を重ねてプロを目指すも怪我によりこれを挫折しており、単なるそこらのチャラ男ではないようです。その後、お笑いの道に進む決断もどのような理由なのか判りませんが、不確定要素だらけの芸能の世界に足を踏み入れることになり、前述のとおりの相方の不祥事も乗り越え、今の人気お笑い芸人となっていったようです。これは応援したくなりますよね。

地頭の良さもクイズ番組などで披露する機会もあり、豪華マンションに住み、グラビアアイドルの妻をめとり、今は文句なしに成功を収めているようですが、これから先の芸能の世界も大きさも広いし時間も長いのです。これからどうやって成功を続けていくのか、道を外すことは無いのか、地元出身の推しタレントとして、応援していこうかと思っています。

2023年7月 7日 (金)

1175.大河ドラマ『どうする家康』の折り返し点を過ぎて

『どうする家康』も、とうとう築山殿と嫡男・信康を処罰する回が描かれました。家康の人生のターニングポイントでもあったことでしょう。

人気のジャニーズ・アイドル松本潤の主演の大河ドラマですが、視聴率が予想以下の数字しか取れていません。25回までで平均11.65%です。(第25回は10.6%)

遠州地方が舞台だった柴咲コウ主演の『おんな城主直虎』は、全50回の平均で12.8%でした。当たりの大河ドラマ『真田丸』の後の‘裏作’でしたが、よく頑張ったと評価しています。

Photo_20230706111901 直虎が本当に女城主として存在していたのかすら、はっきりわからない中、戦国時代として良く知っている事件もそれほどなく、どうやって50話を繋げていくかと思えば、架空の人物を連発して、話を引きのばして1年の物語としたのですが、これと比べれば『どうする家康』は、誰もが知る徳川家康の一生に起きた事件を掘り下げながら、年の暮れのハッピーエンドとなるゴールに至るわけで、視聴率が取れないハズはないのですが、史実に詳しいコアな大河ドラマファンも驚くような新説を展開するために、ついていけなくて脱落していく人も、多く出てしまったのではないのかと推察いたします。

遠江・駿河から相模・甲斐・信濃・越後を巻き込んだ東国連盟の‘慈悲の国’を作り上げるという、信玄もビックリするほどの壮大な計画を練り上げるという奇策を用いて、築山殿を‘良い人’=‘善女’のまま、終わらせるという脚本は、大河ドラマでは禁じ手なのかも知れないのですが、これはこれでファンタジーな楽しい話ではないですか。

私は、何があってもついていきますよ。本能寺の変が起こらなかったり、関ケ原で石田三成が勝利すれば別ですが・・・

と言うわけで、最近も2度ほど『どうする家康』関連の史跡巡りをしてみました。

Photo_20230706112001 浜松の大河ドラマ館のグランドオープン(3/18)後は、まだ訪問していないことに気付き、去る6/28に入館してみました。プレオープン時に同行してもらった友人と二人で出かけたのですが、その前に引間城主・飯尾連龍の妻=お田鶴の方(瀬名姫の幼馴染:演:関水渚)の記念碑のある椿姫観音にも立ち寄りました。私が場所を勘違いしていて、友人の正しい案内により迷うことなく訪問が出来ました。

ところで、前述の飯尾連龍は、その長男誕生を祝って凧揚げをしたのが、今日の‘浜松まつり’の起源であると言われており、飯尾の読みは、‘いのお’ということが最近わかりました。私は、今まで‘いいお’だとばかり思っていましたが、私のハンドルネーム‘いのう’と、ほぼ同じ読みであることがわかりました。

築山殿・信康自害の放映された翌日の7/3には、ドラマ上では築山殿が自害をされた地・佐鳴湖小藪湖岸及び遺体が安置されたという西来院の月窟廟を訪問してみました。

私としては、ともに初めて訪れた場所でしたが、すぐ近くの医療センター前にある太刀洗の池は、築山殿を殺害した刀を洗った池として記念碑が建てられていましたが、医療センター増築工事中のため立ち入り禁止となっており、訪問はできませんでした。大河放映の年に、この観光名所を締め切っておくとは、何とも不届きな取扱いかと思います。そのうち祟りがありますよ。

※写真は、上が椿姫観音。下が佐鳴湖小藪。

2022年12月25日 (日)

1122.大河ドラマ『鎌倉殿の13人』から『どうする家康』へ

2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が、12/18に最終回を迎えました。

今年の大河ドラマは、積極的に視聴しました。日曜日は鎌倉殿を観るために、食事の時間や入浴の時間など、それに沿った行動をとりました。それでも1年間は長いので、ナイターを観ていて、8時になったのを忘れてしまい、終わりごろだけを観た週もあったりしました。

稀代の喜劇作家と冠されている三谷幸喜の脚本がとても良かったです。

Photo_20221222211501 武家政権を確立した鎌倉時代を描いており、前半の主役・源頼朝、後半の主役・北条義時ともに、昨日の味方も明日の敵になり得るとの疑心暗鬼により、次々と粛清していくため、本来はおどろおどろしい話になるのですが、その中でも三谷大河では、癒しの時間やら癒しの配役がなされており、ほっこりとするシーンも散りばめられています。

ベースは『吾妻鏡』や『愚管抄』による史実なのですが、それらでは曖昧な事も多く、その辺を逆手にとって、架空の仕事人なども登場させて、話を面白くさせているようです。その上に、SNSの時代ならではの放映後の評判なども加味して、脚本を書き進めていったようでした。

さて、年が明けた2023年の大河ドラマは松本 潤主演の『どうする家康』です。

『鎌倉殿の13人』の最終回の冒頭で、早くも松潤がバトンを繋ぐ演出として『吾妻鏡』を読んでおり、サプライズ出演をしていました。

主演がアイドルですので、そのファンの方々も満足させることができる脚本をお願いしたいものですが、タイトルからして、喜劇テイストな香りがいたします。今年の三谷大河に続いて、視聴率を稼ぐことができそうです。

私・稲生の地元の浜松や静岡・岡崎の観光関係者は、『どうする家康』が好評を博することを祈念しております。私も、来年こそ大河ドラマにまつわる観光地を訪問してみようかと考えております。

※写真は、『鎌倉殿の13人』のうち、最後まで生き残った面々。

2022年9月26日 (月)

1096.映画『アキラとあきら』

表題の映画を観てきました。

池井戸 潤の同名作品の映画化なのですが、この作品には悪い人は出てこないと知人が勧めてくれたので、そうなのかと観ることにいたしました。

竹内涼真と横浜流星のダブル主演の物語で、小さな町工場の息子・山崎瑛と大手海運会社の御曹司・階堂彬の育ちが全く違うふたりが、メガバンク・産業中央銀行の同期入行となって、若きバンカーたちの半生を瑞々しく描く青春ストーリーです。

映画は、新人行員研修の模擬融資での対決シーンで、ふたりの見事な策が飛び交い、以後の語り草になるほどの高評価を得る。融資部長の講評では、なりふり構わず貸す金貸しになるな。相手を見て生きた金を貸すバンカーになれ。の名文句を貰い、とりわけ山崎瑛の心に響いていたのでした。

Photo_20220925142201 原作の方も、集英社文庫で上下巻になっており、取り急ぎ読み進めてみました。

幼少期のことは、映画よりも細かく描かれており、山崎瑛の方は、伊豆の河津町で営んでいた町工場を倒産させてしまい、母親の実家のある磐田に夜逃げしてくるという、厳しいところまで描かれておりました。

この中で、河津に置いてきた愛犬・チビが、1週間以上もかけてボロボロになって磐田の山崎一家までたどり着くということが書かれており、ホンマかいなと呆れてしまったのですが、どうも犬には特殊能力があるようで、大変驚きました。

山崎家の経済事情で大学進学を断念する覚悟をしていた瑛に対して、磐田銀行の若き融資係・工藤が、瑛の大学進学に対して間接的な手助けをするシーンがあり、この物語のとても大事な転換点でありました。それが無ければ、東大にも進学せず、トップバンクへの就職もなく、生きた金を貸すバンカーにもならなかったのですから。

階堂彬の方も、階堂家が順風満帆という訳でなく、階堂家をリードしてきた父親が60代の若さで亡くなり、色々な魂胆から弟が若くして社長となるも、東海郵船グループの舵取りができることもなく、跡取りを放棄してきた兄の彬にお鉢が回ってきて、東海郵船グループ存亡の危機を山崎瑛とともに立ち向かうというもの。

2時間程度の映画にまとめるにあたって、少年期の頃やバンカーとして数々の困難に立ち向かうシーンは省略されており、原作を読んだものからすると物足りない面もあるのですが、逆に少年期の瑛と彬の偶然の出会いのシーンや最終稟議の了承の仕方など、原作と違った脚色もされており、映像的にも良くできておりました。

原作に忠実であるばかりが良い映画ではない訳で、そんなところも見ていくと楽しいかと思います。

 

より以前の記事一覧