837.続「さだまさしの世界」-part2-
緊急事態宣言が、当初の7都府県から一挙に全国に拡大されました。こうなったら、覚悟を決めるしかありません。おうちに籠っておとなしくしていましょう!
さて、さだまさし、愛称・まっさんの積み上げてきた作品群ですが、公式なものとしてだけでも500曲を超えております。この創作活動のたくましさに感心するのですが、さらに賞賛すべきは、年間100回以上のコンサートを続け、通算では4,000回を優に超える前人未到の記録を持っていることであります。改めて、敬意を表するものであります。
part1に続きまして、私のお気に入りのまっさんの作品を紹介して行こうかと思います。よろしく、お付き合い願います。
「精霊流し」・・・グレープ時代の大ヒット曲。長崎の初盆行事である精霊流しを有名にした曲。事故死した従兄の精霊流しの思い出がモチーフになっている。
「朝刊」・・・グレープ時代のソロ曲であり、珍しくネクラではない新婚夫婦生活を歌った曲。曲中の「高田の背番号も知らないくせに」は、Gのレフト高田である(背番号8)。
「無縁坂」「縁切寺」・・・これもグレープ時代の曲。後日、文京区湯島の無縁坂や鎌倉の東慶寺を訪問した時には、さだマニアとしてとても感慨深かった。
「つゆのあとさき」「飛梅」「晩鐘」・・・ソロになって2枚目のアルバム「風見鶏」に収録された曲。すでに「雨やどり」でヒットを飛ばしていた。
「秋桜」「檸檬」・・・ソロ3枚目のアルバム「私花集」の中に、「案山子」「主人公」とともに収録されているが、「秋桜」は山口百恵に提供した曲のセルフカバーである。「檸檬」は、その後シングル盤としてリリースされた。
「風の篝火」「歳時記」「まほろば」「春告鳥」「空蝉」「療養所(サナトリウム)」「木根川橋」「パンプキン・パイとシナモン・ティ」・・・いずれも、アルバム「夢供養」に収録されている。このアルバムには、私の好みの曲が詰まっている。
「親父の一番長い日」・・・「関白宣言」の次作ソロ曲。異例の曲の長さのため、放送局がとっても苦労したという。B面の「椎の実のママへ」は、「精霊流し」で出てきた叔母のことを歌った切ない歌。
「償い」・・・交通事故の加害者の青年が、被害者の妻に何年も何年も謝罪を続けるストーリー。何度聴いても涙が出て来て止まらない歌。
「戦友会」・・・「櫛の歯が欠けるように、仲間が減ってゆく・・・」東日本大震災後の生さだで、被災地の中学生がリクエストしたというエピソードもある。
まだまだ紹介しきれないのですが、以降は、ご自分でマイ・フェイバリィット・ソングを見つけてください。
私も、さだまさしさんのすべての曲を掌握している訳もなく、自宅謹慎を余儀なくされているこの時期を機会に、もう少し理解を深めていきたいと思います。
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