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都道府県の地域区分

2023年12月18日 (月)

1218.沖縄県の地域区分

沖縄県の地域区分の稲生バージョンを作成してみました。

何度か申し上げておりますが、稲生の郵便局めぐりにおける便宜上の地域区分であり、郵便局数を基準にしてまとめたものであり、一般的に役に立つものではありませんので、あしからず。

他の県も気になる方は、カテゴリーの中の〔都道府県の地域区分〕を選んで、ひととおりご覧ください。

大区分としては、沖縄諸島及び先島諸島の2つの区分としました。地図の上半分と下半分であり、分かり易いかと思います。

沖縄諸島の小区分としては5つに区分し、八重山諸島の小区分としては2つに区分しました。沖縄県全体では7つの小区分となります。

Photo_20231203132901 沖縄諸島:本島北部25・本島中部東30・本島中部西19・本島南部41・那覇49:計164

先島諸島:宮古14・八重山17:計31

となります。

小区分のうち、東シナ海側の本島中部西に太平洋側の中城村を入れましたが、宜野湾市との繋がりが強いとの理由です。那覇の中には、南隣の豊見城市の他に慶良間列島や大東諸島なども入っております。

大区分の局数バランスが悪いのですが、沖縄諸島と先島諸島の間は明らかに離れており、これを無理やりくっつけてしまうわけにはいけません。

ここで、もう一つ大切なことを記載してみます。合計195局の内訳として、沖縄本島143局に対し、それ以外の離島が52局(架橋島も含む)となっております。宮古島10・石垣島8・久米島3などの大きな島もありますが、それ以外は1島1局ないしは2局の離島ばかりです。これらをどう攻略していくのかが、沖縄県完訪のための鍵となっていくことでしょう。

本年の沖縄遠征が終わった今、訪問局数は、ようやく41局と全体の21%になりました。来年も、どこかの攻略をしてみたいと思っております。

2021年7月28日 (水)

974.尾張西部地方の行政区分の確認

続いて旧・海部(あま)郡のエリアについてです。

前回の記事にもリンクしたパラパラ地図をご覧になりながら、読み進めてみてください。

かっては海東(かいとう)郡と海西(かいせい)郡に別れていましたが、大正期に統合され海部郡となっております。

大治町・甚目寺町・美和町・七宝(しっぽう)町・佐織町・津島市・佐屋町・蟹江町までが海東郡エリアでしたが、大治町は単独町制、甚目寺町・美和町・七宝町があま市(10.3.22合併市制)、佐織町・佐屋町は後述しますが、海西郡エリアの八開村・立田村との2町2村で愛西市(05.4.1合併市制)、津島市と蟹江町は変化なしとなりました。

2021 海西郡エリアは、八開村・立田村・弥富町・十四山村・飛島村とありましたが、八開村・立田村は前述のとおり愛西市となり、弥富町は十四山村を編入して弥富市(06.4.1編入市制)、飛島村は単独村制となりました。

大治町は、名古屋市への編入合併か あま市との合併か、いまだに議論が分かれているようです。

あま市は、新市名の住民投票では名西市が最多でしたが、6つの候補の中で一番少なかった あま市に決定しており、住民も??のようですが、海部郡の名をひらがなで容易に読むことができる形で名を遺したようです。

津島市を囲む形で愛西市が誕生しましたが、合併に際して海部郡の雄・津島市が上手くリード出来なかったということでしょうか?こういった形の合併は全国にも散見され、館山市を取り囲む南房総市、韮崎市を取り囲む北杜市などの例を知っております。

ところで愛西市というネーミングですが、愛知県の西部という本来の意味に加えて、愛妻に繋がる心地よいネーミングですね。結婚率が高く、離婚率が小さいという結果に繋がれば、なお良しと行くのでしょうか?

弥富市は、お隣の十四山村を取り込んで市となりましたが、蟹江町は単独のままです。南にある飛島村との飛び地合併により市となるというドラマチックな話はあるのやら?いやいや、マニアの単なる妄想です。

ここまでに触れた町の人口では、甚目寺町38,204人、蟹江町36,775人、弥富町37,223人の3町が3万人を超えておりました。それ故の妄想であります。ここでは、やはり05.3.31人口を使いました。

※地図は、パラパラ地図・愛知県の2021.4.1・・・最新の状態を示したもの(21.12.27追加)

2021年7月25日 (日)

973.尾張北部地方の行政区分の確認

先日、久しぶりに旧・西春日井郡や旧・海部郡の地域を徘徊したのですが、北名古屋市や あま市・愛西市とは、元々どの自治体だったのか、良くわからなくなっていましたので、改めてお勉強してみることにいたしました。

まずは、旧・東春日井郡&旧・西春日井郡エリアについてです。

瀬戸市・尾張旭市・春日井市・小牧市の旧・東春日井郡に対して、豊山町・師勝町・西春町・春日町・清洲町・新川町・西枇杷島町の小さな町が続くエリアが旧・西春日井郡です。

これらは、いずれも名古屋市近郊の諸町であり、名古屋市のベットタウンとして発展しており、名古屋市への編入案や7つまとめて1つの市となる案など、紆余曲折を経て、豊山町は単独町制、師勝町・西春町が北名古屋市(06.3.20合併市制)、清洲町・新川町・西枇杷島町が清須市(05.7.7合併市制)、遅れて春日町が09.10.1に清須市に編入しました。

1994 言葉では、良くわからん!と言う方のために、こちらのパラパラ地図をリンクしておきます。左側にカーソルを当てて、いろいろと年月を遡って眺めてみると楽しいですよ!

豊山町は名古屋空港と三菱重工があり、財政力が豊かなため単独町制を選んだようですが、財政が悪化した場合は、名古屋市への編入の道を歩むのでしょうか?

北名古屋市となった師勝町・西春町は後述するように、ともに3万人を超える人口を擁しておりますが、名古屋市を意識した市名になりました。

清洲町と清須市の‘す’の漢字が異なるのが気になる方もいるのでしょうが、清須城から名古屋城へ引っ越しをした1610年の『清須越』を境目に清須越以前を「清須」、それ以降を「清洲」と表記するようにしたそうです。(清須市HPより:後段に説明有り)清洲町を中心とした合併にあたり、市名には原点回帰の清須を使うことにしたようです。

旧・丹羽郡&旧・葉栗郡&旧・中島郡エリアは、少々端折りますが、旧・丹羽郡は犬山市・扶桑町・大口町・江南市・岩倉市と特に変化はなく、平成の合併時には動くことがありませんでした。

旧・葉栗郡の雄・一宮市には木曽川町が編入したばかりか旧・中島郡エリアの尾西市も05.4.1に編入しております。旧・中島郡の雄・稲沢市には祖父江町・平和町が05.4.1に編入しております。

ここまで触れた町の合併直前の人口は、師勝町43,684人、西春町33,900人、扶桑町32,589人、木曽川町31,944人の4町が3万人を超えております。

これを調べるには、こちらのページが便利です。合併直前となる05.3.31の人口を使ってみました。右上のコマンドでいろいろな年月日の市町村人口・面積などを調べることができます。(2000年以降に限る)

あま市・愛西市などの旧・海部郡エリアは次回となります。

※地図は、パラパラ地図・愛知県の1994.10.1・・・平成の大合併前の状態を示したもの。(21.12.27追加)

2020年7月15日 (水)

863.青森県の地域区分

今月下旬に‘たっぷり青森’を予定しており、それに伴い青森県の地域区分を作成してみました。

大区分としては、津軽と青森・南部の3区分であります。本来は、津軽と南部の2区分でありますが、津軽が大きくなりすぎていますので、東津軽郡エリアの青森を一つの区分として3区分としてみました。

Photo_20200714111401 すなわち

津軽:北津軽29・西津軽43・弘前44・南津軽23:計139

青森:青森66:計66

南部:下北30・上北49・八戸43・三戸24:計146

であります。

青森県は平成の大合併の際に、なかなか面白い合併をしている事が判りました。

北津軽エリアでは、中泊町の真ん中にある旧・市浦村は五所川原市に編入合併をしてますし、南津軽エリアでは、大鰐町の南側にある旧・碇ヶ関村が、道路が繋がっていない旧・平賀町、旧・尾上町とともに平川市を形成し、旧・浪岡町は南津軽エリアにもかかわらず東津軽エリアの青森市に合併しております。

東津軽エリアでも、今別町は外ヶ浜町と一緒にならず、そのため外ヶ浜町は分離されてしまっています。それぞれの町村には、それぞれの事情があるのでしょうが、マニアには堪らない事象であります。

さて、今回の青森県の地域区分作成により、北海道と沖縄県を除く地方の地域区分が完成したことになります。(記録室・その16 参照)

2020年7月11日 (土)

862.長崎県の地域区分

‘たっぷり長崎’遠征を中止・延期としましたが、とりあえず事前に準備していた長崎県の地域区分を示したいと思います。

Photo_20200705154801 大区分としては、長崎市を中心とする県南と、佐世保市を中心とする県北、および五島・壱岐・対馬を合わせて島嶼としました。

県南:長崎市84・西彼杵28・諫早市28・島原52:計192

県北:東彼杵26・佐世保市74・北松浦44:計144

島嶼:五島51・壱岐14・対馬36:計101

であります。

長崎県の場合、何といっても島嶼部の攻略をどうするかが重要であります。島々を渡るには、それぞれの渡船を使う必要があり、中々ボリューム感があり、それでいて一つ一つ確実にこなしていかなければならず、これを全うするためには、今後足しげく長崎方面に通い詰めていく必要があります。それはそれで、楽しみであり、苦しみでもあります。

2019年12月19日 (木)

802.秋田県の地域区分

この記事がアップされる12/19は、熊本天草遠征の三日目であり、満足感を漂わせながら最終日の局メグを廻っていることでしょう。その時のご報告は、次回の記事でお知らせしたいと思います。

Photo_20191214145801 ということで、11月中旬に新たに作成した4県の地域区分のお披露目のラストとして、秋田県の地域区分を示したいと思います。

秋田県も‘たっぷり秋田’を9月に実施していて、累計は88局となっております。

大区分としては、県北・中央・県南の3区分としました。

県北:大館鹿角40・北秋田25・能代34:計99

中央:南秋田52・秋田市66・由利42:計160

県南:大仙仙北63・横手38・湯沢36:計137

となりました。

来年は、岩手県の二戸より鹿角に入り大館から鷹巣・阿仁を経て角館に至るコースを前期に、後期にはコース未定ながら、再び‘たっぷり秋田’を実施できたらいいなと考えております。

2019年12月 7日 (土)

798.宮崎県の地域区分

福岡・佐賀遠征から帰ってきておりますが、そのご報告をする前に、今回も新たな道県の地域区分の続きとして、宮崎県を取り上げることとします。

宮崎県も‘たっぷり宮崎’を9月に実施していて、累計を90局まで伸ばしています。

大区分としては、北部と南部の二区分であり、わかりやすいかと思います。

北部:延岡52・東臼杵33・児湯34:計119

南部:宮崎68・南那珂27・都城51・西諸県33:計179

Photo_20191201164601 延岡とは、延岡市と西臼杵郡3町の地域です。この地域名には人口・面積ともに最大の延岡を使うことにしました。

東臼杵とは、日向市と東臼杵郡2町2村の地域であります。諸塚村と椎葉村は、昭和24年4.1に西臼杵郡から東臼杵郡に移管されています。耳川水系つながりの下流域との一体性を望んだのかと思います。

児湯とは、西都市と児湯郡5町1村の地域です。

宮崎とは、宮崎市と東諸県郡2町の地域です。

南那珂とは、日南市と串間市の地域です。ともに、南那珂郡に属しておりました。

都城とは、都城市と北諸県郡三股町の地域です。

西諸県とは、小林市とえびの市及び西諸県郡高原町の地域です。

ちなみに、宮崎県にある東諸県郡・北諸県郡・西諸県郡の他に、鹿児島県に南諸県郡が明治30年4.1まで存在していました。現在の志布志市と大崎町にあたります。

来年も‘たっぷり宮崎’遠征を実施したいと思っております。

2019年12月 4日 (水)

797.大分県の地域区分

福岡・佐賀遠征に出掛けております。この遠征の結果報告をする前に、11月中旬にお知らせした、新たな道県の地域区分の続きをしていきたいと思います。

それでは、今年10月に‘たっぷり大分’を実施して、累計を94局まで伸ばした大分県についてです。

Photo_20191201155101 西部・北部と中部・南部の二つの大区分としました。

西部・北部:日田43・大分豊前64・国東39・速見43:計189

中部・南部:大分88・豊肥47・北海部25・佐伯市45:計205

大分豊前とは、中津市と宇佐市の地域で、福岡県の豊前市と築上郡の地域を福岡豊前としていて、対をなしています。

豊肥とは、豊後大野市と竹田市の地域で、どちらも豊後国であるのに大分県庁などでは豊肥地域と呼んでいます。豊肥本線沿線ということでしょうか?

北海部(きたあまべ)とは、臼杵市と津久見市の地域で、旧北海部郡に由来しています。そして佐伯市=南海部であります。

来年は、もう一度‘たっぷり大分’遠征と大分熊本遠征の計二度の訪問を考えています。

2019年11月22日 (金)

793.福岡県の地域区分〈修正版〉

続いて、福岡県の地域区分について、先の NO.687 の地域区分に対して、若干の修正を加えましたので、お知らせいたします。

Photo_20191118042801 北九州:福岡豊前22・行橋29・北九州東79・北九州西75・遠賀18:計223

筑前:宗像23・糟屋26・筑紫43・朝倉26:計118

福岡:福岡東61・福岡中51・福岡西糸島69:計181

筑豊:直方27・飯塚43・田川34:計104

筑後:久留米73・八女27・筑後37・三池38:計175

NO.687と変わった点は、大区分において、宗像から福岡西糸島までを 福岡としていましたが、筑前福岡に分割しました。大区分で299局は、あまりに大きすぎるため、二つに分けるようにしました。

また、小区分においては、豊前を福岡豊前に、福岡西を福岡西糸島としました。前者は大分県にも豊前があるため、福岡豊前と大分豊前に区別して呼称することにしました。後者は糸島市の名称を併記することに変更しました。

それ以外には、久留米と三池に再開簡易局が各1局発生しましたので、局数が増えております。また、福岡東に数え間違いがあったため1局減少しています。

そしていよいよ、福岡市の初訪問と糸島市方面への局メグを、来月上旬に実施することになります。

2019年11月19日 (火)

792.佐賀県の地域区分

これまで、訪問数の少なかった道県のうち、佐賀県・大分県・宮崎県・秋田県の地域区分を、新たに作ってみましたので、順次お知らせしていきます。

これは、あくまでも私・稲生が郵便局めぐりをするために、稲生流でまとめたものであり、いわば便宜上の区分であることを申し添えておきます。

それではまず、佐賀県から。

Photo_20191118035301 全部で201局と、全国一少ない局数でありますが、東部・中部と西部・南部の二つの大区分としました。(他に、4つの一時閉鎖中の簡易局と2つの貯金不可の簡易局があります。)

東部・中部:鳥栖神埼30・佐賀62:計92

西部・南部:唐津37・伊万里24・杵藤48:計109

杵藤とは杵島郡と藤津郡の地域を指す呼称です。

また、それぞれの郡の名称などをとって、鳥栖神埼を三神、佐賀を佐城、唐津を唐松、伊万里を伊西と呼ぶこともあるようです。

佐賀県は、これまで昨年(H30)7月に鳥栖を中心に22局廻っただけに過ぎませんでしたが、来月上旬に福岡・佐賀遠征を予定しており、この時に50局強を廻る予定となっております。